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物が多すぎて片付けられない!という家の片付ける手順

「物が多すぎてどこから手をつければいいか…」

「まだ使えると思うと、なかなか捨てられない…」

「片付けてもすぐ散らかるし。誰か助けてほしい…」

物が多い家では、片付けようにも作業する場所がなかったり、必要な物を探すだけで時間がかかります。

どうすれば片付けられるのでしょうか?

物が多い家の中にありがちなものや、片付けが進まない原因を踏まえながら、片付けを進めるための方法を解説します。

本記事は、やましたひでこさんの断捨離メソッドを参考にしています。


日本は世界的に見て「ものが多い」国のひとつ

実は日本は、世界の中でも物を所有する量が多い国のひとつと言われています。

これを裏付けるのは、物の消費や流通するモノの量です。

例えば、次のような点が挙げられます。

・傘の所有本数(人):世界平均2.4本、日本3.3本(世界1位)
・プラスチック容器包装の総廃棄量(人):アメリカ47.5kg、日本34.5kg(2位)
・宅配便年間受け取り個数(人):中国・アメリカ44個、イギリス57個、日本72個(世界1位)
・持ち物資産:日本人総額216兆円(日本の家庭には、1年間に購入するモノの10年分に相当する量が蓄積されている)

このように、日本は物の消費、流通、所有物量においてトップクラスであることが明らかです。

「うちは物が多いから」と話す相手の家も、実は普通に、物が多かったりするのです。


物が多い家によくある「もの」

まず、物が多い家には、大体似通ったものがあります。

実際にどのようなもので溢れているのか?

私の実家、友人の家などを含め調べたところ、以下のようなものがありました。

・メガネケース
・除菌シート
・ファイルホルダー(何も挟んでいない)
・延長コード
・ビニール傘
・書類
・山積みのもの(服、タオル、取り込んだままの洗濯物)
・大量のお皿
・郵便物(未開封もあったり)
・使いかけのもの(化粧品、ハンドクリームなど)
・試供品
・調味料(賞味期限切れ)
・段ボール箱

このほかにも挙げればキリがないのですが、同じものが何個もあったり、あちこちに散らばっていたりしています。

「ほとんど使わない」「必要のない」ものです。

ですが、

「新品」「綺麗」「まだ使える」

ようで、とりあえずゴミではない。

捨てたい気持ちはあるものの、「もったいない」と感じてしまい、結果捨てられずにいるようです。


ものが多すぎると片付けられなくなる原因

聞いたところ、ものが多すぎると片付けられないのには、ちゃんとした原因があるようです。


原因1. スペースがない

まず、片付けるためのスペースがありません。

物を分類したり、一時的に広げたりするには、ある程度のスペースが必要です。

そして、床やテーブルまで物だらけになっていると、片付けようとする作業自体が、ただ物を別の場所へ移動するだけになってしまいます。

原因2. 片付けても終わりが見えない

いくら片付けても、なかなか終わりが見えてこないことがあります。

例えば、クローゼットを整理して「かなり片付いた」と思っても、別の収納を開ければ、まだたくさんの物が残っています。

またその時、不測の事態に出くわすことも少なくありません。

「片付けた側から別のものが…」
「しまったのにまだ大量のものが…」
「奥にぎゅうぎゅうに何か詰まってる…」

これでは、どこまで片付ければ終わるのか分からず、途中で嫌になってしまうのも無理はありません。

原因3. 探す時間が増す

さらに、物が多いことで「探す時間」も増えます。

「あれ、どこだっけ?」と探しているうちに、別の物まで出してしまう。

見つかったとしても、出した物を戻す前に、また別の物を探し始めてしまう。

こうして、当初目的としていた片付けが、返って散らかしてしまうことに。

実際に、私の両親は高齢なので、より一層、一日の中でかなりの時間を「物探し」に使っています。

つまり、ものが多すぎると、

1. 片付けるスペースがない
2. 片付けても終わりが見えない
3. 物を探す時間が増える

という問題が同時に起こります。

「片付けが苦手だから片付かない」のではなく、物が多すぎること自体が、片付けにくい原因になっているのです。

それに物が多い家の人には、片付け方以外にも問題があります。

普段の何気ない行動の中に、物を増やしたり、片付けを難しくしたりしている傾向が見受けられます。

たとえば、「とりあえず置く」「探し物が見つからず買う」などです。

参考:ものが多い家で起こりがちな「片付けられない」ルーティン


物が多い家を片付ける手順。進め方と考え方

片付けを進めるには、物を減らすだけでなく「何を残して、何を手放すか」も考えていく必要があります。

「もったいないから捨てられない」と迷った時に、少し考え方を変えると、手放せる物が見つけられます。

では、具体的な流れを解説していきます。



「もったいない」を断捨離する

物が捨てられないあなたは、きっとこんな気持ちを抱えてます。

「もったいない」
「後ろめたい」
「忍びない」

大して使っていないのに、いつか使えるとか、何かに使えると思って悩んでしまいます。

理由は、「物」が中心となっているから。

だからまずは「物」ではなく、「自分」に軸を置いてみてください。

「これ必要なの?」← 自分に疑問を持つ
「私にふさわしい?」← 自分を中心に考える

そしたら、

・好きなもの
・絶対ないと困るもの

だけを残してみてください。

『必要か?必要ないか?』を見極めて、「もったいない」を断捨離しましょう。


片付ける場所を「見つける」

「やりたいところからって言われても選べない…」

こう思うのも分かります。

だって、どこを見渡しても散らかっているのですから、やりたいところだらけに決まっています。

そこで選ぶポイントは、『よく使っている場所』です。

次に、これからその場所が綺麗になったら、どれだけ素敵なことかと想像してみてください。

「仕事部屋でストレスなく仕事をしたい」
「食卓に綺麗なお皿に盛り付けた料理を並べたい」
「洗濯の多い子どもの衣類をちゃちゃっと取り出したい」

さて、どこを1番最初にやりたいと思いましたか?

その場所を見てみると、「捨てていいものがわかる」という現象が起きます。


「捨てていいもの」を分けて処分する

前述した、「綺麗になったら素敵」と想像した場所には、こんな物たちが溢れています。

仕事部屋でストレスなく仕事をしたい人

・折れてヨレヨレの用紙
・何も閉じていないファイル
・色や形がちょっと違う複数のハサミ
・ホコリをかぶったタコ足コンセント
・もう刺さらない状態のペン立て
・散らかったままのクリップや輪ゴム
・意味を成していないブックスタンド

食卓に綺麗なお皿に盛り付けた料理を並べたい人

・賞味期限切れ・中途半端な調味料
・スーパーでもらった大量のソース
・何十本もある銀のスプーンやフォーク
・お店でもらった未開封の割り箸たち
・いつ雪崩が起きてもおかしくないお皿
・錆びたままの包丁や皮剥き器
・誰も座っていない椅子

洗濯の多い子どもの衣類をちゃちゃっと取り出したい人

・白茶けて穴の空いた服
・何十枚もある子供用タオル
・片方のない靴下
・お下がりにして着ない服
・子供にと貰ったけど趣味じゃないもの
・衣類と無関係なもの(キーホルダー、ボタンなど)

どうですか?ほとんど要らないものですよね?

整理できるものもありますが、要らないものがたくさんあります。

同じものが複数あったり、状態の悪いまま放ったらかしになっているのは、そもそも興味や想い入れが薄くなっている証拠です。

捨てて減らさないことには、いつまで経っても片付かないので、こうしたものを分けて捨てていきましょう。


要らないものに優先順位をつける

どれが要らないものか分からず、何から捨てればいいのか迷うようでしたら、その子たちに優先順位をつけてみましょう、

捨てる優先順位を決めるとするなら、

1.賞味期限切れ
2.汚れや穴の空いたもの
3.複数あるもの

これだけで大半は捨てられるようになります。

キーワードは、

「腐っている、劣化している、汚い(臭い)、ボロボロ、同じもの」

です。

食品、化粧品、サプリ、食器、衣類など、きっと捨ててもいいものがあると思います。


もしも捨てるのを躊躇するようなものに出会ったら、こんな風に考えてみてください。

「よく考えてみたら、私、いつも同じ服を着ていない?」(この服いらないじゃん)

「なんかイマイチで、1回しか使ってないかも?」(すでに必要ないわ)

「最後に使ったのいつだっけ?」(無くても困らないね)

好きでもないし覚えすらいないものは、今のあなたに必要のないものです。


1つ捨てると「次」が簡単に捨てられる

1つ手放してみると、不思議とほかのものにも目が向くようになります。

「これはもう使っていないな」
「んー、やっぱりこれも要らないかも」

最初は迷っていたものでも、1つ捨てたあとだと、今までよりも「残しておく理由」が見えやすくなります。

例えば、同じような服が何枚もあるなら、まず明らかに着ていない1枚を手放してみる。

すると、「これも全然着ていないな」と、次の服にも目が向くようになります。

最初から全部捨てようとせず、まず1つ手放してみる。

それだけでも、片付けが少し進みやすくなります。

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