「部屋の物の多さにストレス感じます…」
「収納できずイライラします。」
「物が多すぎて、新居が汚くなるのが我慢できません。」
あなたも物が多い部屋をみて、こんな風にストレスを感じていませんか?
今回は、物が多い家は疲れると感じる原因と、片付けられない人に起こりがちなルーティンをまとめました。
よかったら参考にしてみてください。
物が多い家って疲れる!その理由

物が多い家に対して、なぜ疲れると感じてしまうのでしょうか。
理由は以下のような状況が関係しています。
・ごちゃごちゃしている(汚く見える)
・ほこりをかぶっている
・ものが積み重なっている
つまり、主に片付けが行き届いていないことから、その状況を見て疲れを感じてしまうのです。
ただし、それには原因があります。
物が多い家に対して疲れを感じる原因
実は、疲れを感じてしまうのには、大きく分けて2つの理由があります。
1. 視覚

ひとつは、体の仕組みに関するものです。
人間は目や耳などの五感を通じて、周囲のさまざまな情報を受け取っています。
なかでも「視覚」は、人間が受け取る情報の8割を占めるという節があります。
参考:筑波大学加藤宏教授「視覚は人間の情報入力の80%」説の来し方と行方
物が多い部屋では、家具や衣類、小物など、目に入るものが自然と増えます。
そのとき必要なものだけでなく、使っていないものや散らかった状態までも視界に入るため、目から入ってくる情報が多くなるのです。
また、整理整頓されたデスクと紙などが散らかったデスクを比較した研究によると、散らかったデスクの前に座った人は、簡単な課題をこなすのにより時間がかかり、いらだちや疲労も強く感じていたそうです。
この研究だけで、物が多い家にいると必ず疲れるとまではいえません。
しかし、散らかった環境が作業のしやすさや気分に影響する可能性は示されています。
部屋にいるだけで落ち着かなかったり、なんとなく疲れを感じたりするのも、こうした環境の影響が関係しているのかもしれません。
2. 性格

もうひとつは、性格に関係しています。
「神経質」「細かいことが気になる」という人は、物が散らかっている状態を見過ごせず、目に入るたびに気になってしまいます。
『片付けないと…』と思っていても、仕事や家事に追われて手が回らず、片付けられないことにイライラしたり、ストレスを感じたりしてしまうのです。
我が家の場合、子供が小さいので部屋が散らかるのは仕方ないと思っているのですが、転がっているブロックを踏んだり、開いたままの絵本が放置されていると、妻のイライラが大変なことになります。
なので物が多いことだけでなく、散らかった状態が気になったり、思いどおりに片付けられなかったりすることも、疲れを感じる原因のひとつと考えられます。
次のような傾向がある人は、ストレスを感じやすいかもしれないので、よかったらチェックしてみてください。
・物の置き場所が決まっていないと気になる
・片付けるなら隅々まできれいにしたい
・中途半端な状態で片付けを終わらせたくない
・散らかった部屋を見ては「あー片付けないと」と思う
・気持ちはあるけど忙しくて手をつけられない
・いつも思いどおりに進まない
物が多いと起こりがちな「片付けられない」10のルーティン
片付けられない原因は、片付けの仕方だけに問題があるとは限りません。
なぜなら、普段の何気ない行動が、物を増やしたり、片付けを難しくしたりしていることがあるからです。
ここからは、ものが多い家で起こりがちな「片付けられないあるある」を、実際の行動の流れに沿って見ていきます。
ちなみに物が増えない人にはある『習慣』があります。知りたい方はこちらからどうぞ。
参考:部屋を綺麗に保つコツ。物が増えない人がやっている15の習慣
「とりあえず置く」を繰り返す

2.元に戻すのがめんどくさい
3.とりあえずその辺に置く
4.また別の物を置く
5.その場所が物でいっぱいになる
6.別の場所に置く
7.そこにも物が増える
8.どこに置いたかわからなくなる
9.そのまま片付けない
使ったものを元に戻さないことで、「ものの場所がわからなくなる」パターンです。
そもそも物を元に戻さなかったり、戻すこと自体がめんどうという、「とりあえずその辺に置いてしまう習慣」が原因にあります。
「あとで戻せばいい」と思って置いたものが、そのままになり、そこにまた別の物を置く。
これを繰り返しているうちに、本来の置き場所とは違う場所に物が集まり、必要なものを探す手間まで増えていきます。
「ものを移動する」を繰り返す
2.一旦、近くのテーブルに物を移動する
3.テーブルが物だらけになる
4.また一旦、テーブルの物をソファに移動する
5.ソファが物だらけになる
6.今度はソファの物をベッドに移動する
7.ベッドが物だらけになる
8.結局、物が移動しただけで片付いていない
ものを整理しながら片付けようとせず、「目の前の物を別の場所へ移動する。だけを繰り返す」パターンです。
「きれいにしよう」と思って物を拾っても、それをどこに戻すかまでは決めていない、もしくは置く場所が定まっていません。
つまり、一時的には片付いたように見えても、散らかっている場所が変わっただけなのです。
探しものが見つからなくて買ってしまう

2.必要な物を探す
3.見つからない
4.「無くした?」と勘違いする
5.必要だから買う
6.後日、探していた物が見つかる
7.「買わなくてもよかったじゃん…」と後悔
8.さらに物が増える
探している時間がもったいないと感じて、「探すより買ったほうが早い」という選択をしてしまうパターンです。
部屋が散らかっていると、必要なものがどこにあるのか分からず、探すだけで時間がかかります。
「どっかにあるだろう」と思っていても、その時必要であれば、とりあえず買ってしまうのです。
そして、後になって元の物が見つかると、「買わなくてもよかった」と気づくことになります。
すると「安いからまぁいっか」という感覚になり、このような衝動買いをしやすくなります。
参考:なぜ人は衝動買いをしてしまうのか?衝動買いで後悔しない秘訣
「一気に片付けよう」として逆に散らかる
2.しまっているものを全部出す
3.思ったより物が多いことに気付く
4.仕分けが終わらないことに疲れる
5.途中でやめる
6.余計に物が散らかり、片付ける前より汚くなる
まとめて片付けようとして、「ものの多さに押されてやる気がなくなる」パターンです。
片付けたい気持ちはあるものの、実際に進めてみると思った以上に時間がかかり、だんだん億劫になってきます。
途中で「今日はここまで」と諦めてしまうと、出した物がそのまま残り、当初より散らかった状態に。
次に片付ける時は、さらにハードルが高くなってしまうというループにハマります。
「完璧にやろう」として始められない

2.「でも、やるならきっちりやりたい」
3.全部整理すると決める
4.片付けるポイントを見渡す
5.案外時間がかかりそうだなと感じる
6.段々気が滅入る
7.「今日は無理だな」「時間がある日にやろう」
8.って思って、結局やらない
片付けを完璧にやろうとして、必要な時間や労力を考えるだけで疲れてしまい、「始める前に諦めてしまう」パターンです。
「完璧にしよう」とするほど、実際にやるべきことは多いもので、そう簡単なことではありません。
実際に部屋全体を見渡してみると、「これを全部やるのは無理かも…」と感じてしまい、片付けそのものよりも、始めることへの負担が大きくなってしまいます。
片付けようとして、昔の物を見つける
2.引き出しを開ける
3.懐かしい物を発見
4.「これ、懐かしいな」
5.昔の写真を見る
6.思い出に浸る
7.結果、何も片付けが進まない
片付けを始めたものの、懐かしいものを見つけたことで、「片付けとは関係のない方向に意識が向いてしまう」パターンです。
引き出しや収納を整理していると、昔の写真や手紙、学生時代の物など、普段は目にしない物が出てくることがあります。
「これ懐かしいな」と少し見始めると、そこから当時のことを思い出したり、写真を見返したりして、いつの間にか片付けよりも、思い出に夢中になってしまいます。
置き場所の時点で「諦める」

2.物をどかす
3.「どこに置く?」
4.置く場所がない
5.置き場所を考える
6.考えても決まらない
7.めんどくさい
8.「また今度でいいか」
9.そのまま放置
片付けようとしたものの、物をどこに置くか決められず、「考えること自体が面倒になってそのまま放置してしまう」パターンです。
散らかった物を見て、とりあえず手に取ってみても、「これはどこにしまえばいいんだろう…」と考えるところで止まってしまいます。
収納場所が決まっていなかったり、すでに収納がいっぱいだったりすると、物を動かすだけでは片付きません。
そこで置き場所を考え始めますが、なかなか答えが出ないと、片付けそのものが面倒になってしまいます。
「今は困ってないから」で先延ばしにする
2.生活に支障はない
3.「とりあえずいっか」
4.そのまま放置
5.さらに物が増える
6.益々片付けるのが面倒になる
7.「時間があるときにやろう」
8.先延ばしにする
片付けを先延ばしにしているうちに、「さらに散らかり、ますます片付けるのが面倒になる」パターンです。
多少散らかっていても生活できると、「まだ片付けなくてもいっか」と思ってしまい、そのまま徐々に物が増えていきます。
後になって片付けようと思った時には、最初よりも大変になっているので、やる気がなくなります。
「捨てよう」と思ってから止まる

2.捨てようとする
3.「まだ使えるし」「いつか使うかも」が頭をよぎる
4.もったいないと思う
5.「また今度考えよ」
6.保留にする
7.元の場所に戻す
いざ、捨てる段階になると迷いが生じて、「結局何も手放せない」パターンです。
「もう使っていない」と分かっていても、「まだ使える」「いつか使うかも」と考え始めると、捨てるのがもったいなく感じてきます。
こうして迷っているうちに決断できなくなり、結局、「また今度にしよう」と保留にしてしまいます。
「収納を増やせば解決する」と思う
2.「収納が足りないからだ」と思う
3.収納グッズを買う
4.物を詰め込む
5.一見スッキリする
6.何を入れたかわからなくなる
7.必要な物が見つからない
8.収納から出す
9.そのまま片付けない(整理しない)
部屋が散らかっている原因を「収納が足りないから」と考え、物を減らしたり整理したりする前に「収納を増やしてしまう」パターンです。
収納を増やせば一度はスッキリしますが、物を整理せずに詰め込むだけでは、どこに何を入れたのか分からなくなります。
必要な物を取り出したあとも、元に戻す場所が分からなかったり、戻すのが面倒になったりして、そのまま放置してしまいます。
片付けられないルーティンを減らすには
ここまでご紹介したように、片付けられない原因は「片付けが苦手だから」だけではありません。
など、自分に当てはまるものを見つけて、その流れを「減らす」ところから始めてみましょう。
片付けてもすぐに散らかるなら、いつもあなたがどのような行動を取っているか、ここでちょっと考えてみてくださいね。