掃除はやらなければいけないと分かっていても、なかなか気が進まないものです。
と、つい後回しにしてしまうこともあるでしょう。
そこでこの記事では、掃除がめんどくさいと感じる原因と、「めんどくさい!」「やりたくない!」という人がお掃除できるようになる対処法を解説します。
掃除がめんどくさい、やりたくない理由

掃除がめんどくさいと感じたり、やりたくないのは、次のような理由が考えられます。
・掃除してもすぐ汚れる(トイレ、水回りなど)
・掃除をする前の準備がめんどくさい
・体力を使う(雑巾掛け、風呂掃除など)
・範囲が広くて時間が足りない
掃除は準備に手間がかかるうえ、時間も体力も使う作業です。
それなのに、せっかくきれいにしてもすぐに汚れたり、いくら片付けても終わりが見えず、途方に暮れる時もあります。
(↑子供がいると、しょっちゅうこんな感じです…)
そのため、掃除をしても達成感を得られず、かけた労力に見合わないと感じることが、掃除をめんどくさい、やりたくないと思う原因になるのです。
またほかに、そもそも掃除が好きじゃない、やらなくても困らないという人も一定数います。
掃除が好きな人は、掃除をどう捉えているか
掃除をめんどくさいと感じる人は多いです。
ただ、誰もがそうとは限らなくて、掃除することが好きな人もいます。
こうした掃除が好きな人たちは、掃除のことをどう捉えているのでしょうか。

ダスキンの調査では、掃除好きな人の82.2%が「掃除は簡単なこと」と答えています。
一方、掃除嫌いな人では35.6%にとどまり、掃除が好きな人ほど、掃除を簡単だと感じていることがわかります
また、掃除好きの人は「掃除は楽しいこと」と感じているようで、掃除嫌いな人との間には、掃除に対する捉え方にも違いがあるようです。

そして興味深いことに、掃除好きな人は自分をポジティブだと考える割合が高く、健康への自信や洋服にかける金額にも差が見られます。
こうした違いから、掃除好きな人は掃除を「めんどくさいもの」ではなく、前向きに取り組めるものとして捉えているのかもしれません。
掃除の負担は大きい。でも、やりがいを感じる人もいる
掃除には、手間がかかるわりに達成感を得られにくいこともあれば、汚れが目に見えて落ちることで「やりがい」を感じられることもあります。
実はこうした違いは、実際の調査結果にも表れています。

パナソニックホームズが実施した、住まいの暮らしやすさに関する調査では、家事の53項目を「負担」と「楽しみ・やりがい」の2つの視点から分類しています。
その結果、楽しみややりがいを感じにくい「くたくた家事」が34.0%で最多となりました。
掃除に関しては、掃除機をかけるために物を移動させるなど、きれいにする前の準備がこの分類に含まれており、掃除そのものだけでなく、始めるまでの手間も負担になっていることが伺えます。
| わくわく家事 | |||
| 家事項目 | カテゴリー | 楽しみ・やりがい | 負担 |
| 献立・レシピを考える | 炊事 | 0.35 | 0.66 |
| 油汚れや水垢汚れの掃除 | 掃除・片付け | 0.29 | 0.64 |
| 浴室掃除 | 掃除・片付け | 0.27 | 0.59 |
| 寝具の洗濯 | 洗濯 | 0.28 | 0.58 |
| トイレ掃除 | 掃除・片付け | 0.28 | 0.58 |
| 不用品の処分 | 掃除・片付け | 0.3 | 0.56 |
| 調理をする | 炊事 | 0.38 | 0.54 |
| 洗濯物を干して乾かす | 洗濯 | 0.27 | 0.52 |
| 庭の剪定 | その他 | 0.32 | 0.52 |
| 衣替え | 洗濯 | 0.3 | 0.52 |
| 食材の買い出しをする | 炊事 | 0.35 | 0.5 |
| 裁縫 | 洗濯 | 0.28 | 0.5 |
| 思い出の物・記念品の整理 | 掃除・片付け | 0.31 | 0.49 |
全体項目の平均値(楽しみ・やりがい:0.27、負担:0.48)
一方、「油汚れや水垢汚れの掃除」「浴室掃除」は負担が大きいものの、楽しみややりがいを感じる「わくわく家事」に分類されました。
汚れの落ち具合が目に見えて分かるため、作業の成果を実感しやすいと考えられます。
ただ実際には、浴室やトイレ掃除、床の拭き掃除などは、男女で異なっているのです。
| カテゴリー | 男性 | 女性 |
| 油汚れや水垢汚れの掃除 | わくわく家事 | わくわく家事 |
| 浴室掃除 | わくわく家事 | くたくた家事 |
| トイレ掃除 | わくわく家事 | くたくた家事 |
| 床の拭き掃除 | わくわく家事 | くたくた家事 |
| 棚や家具の汚れやほこりをとる | わくわく家事 | くたくた家事 |
| 食器や調理器具を洗う | わくわく家事 | くたくた家事 |
| 掃除のために物を移動させる | くたくた家事 | くたくた家事 |
同じ掃除でも、負担の感じ方や満足度は一様ではないのです。
掃除をめんどくさいものだと思わなくてもいい

掃除は汚れを落とすだけでなく、「キレイになったときの気持ちよさ」を味わえるものでもあります。
例えば、次のような瞬間です。
「水垢でくすんでいた蛇口に光沢が戻った。」
「浴室の床の黒ずみが取れて明るくなった。」
こうした変化は、掃除をしたからこそ得られるものです。
掃除をすべて楽しいと思う必要はありません。
ただ、「面倒な作業」として捉えるだけでなく、汚れが落ちたときの達成感や、きれいな状態になったときの心地よさに目を向けてみると、掃除への印象もきっと変わるはずです。
掃除がめんどくさい時の対処法

とはいえ、考え方を変えても、掃除がめんどくさい日もあります。
仕事で疲れた日や、やることが重なる日は、掃除まで手が回らないこともあるでしょう。
そんな時は、頑張って掃除を好きになろうとするより、負担を減らせる工夫を取り入れる方が現実的です。
ここでは、掃除を少しでも楽に続けるための方法を紹介します。
掃除しなくていいようにする
まず、掃除がめんどくさいのなら、毎日がんばる必要はありません。
それよりも、掃除をする手間を減らす方法を考えましょう。
例えば次の方法があります。
・床にものを置かない
・掃除便利グッズを使う
私は、基本的に必要最低限のものしかありません。
ものが多いこと自体にストレスを感じてしまい、それらを整理したり掃除するのもストレスになります。
だから物を減らし、掃除しやすい環境にして、且つ、楽に掃除できるツールを使っています。
おすすめは排水口の掃除はヌメ落ちくん、靴洗いはつけ置きで済むオキシクリーンです。
ちゃんと綺麗になるし、めちゃくちゃ掃除が楽になります。よかったら使ってみてくださいね。
毎日・週1回・月1回で掃除を振り分ける
掃除がめんどくさいと感じるのは、
「あー、トイレもやらないと…」
と、「〇〇しなければいけない」がストレスになっているからではないでしょうか?
まず、すべての場所を毎日徹底して行う必要はありません。
それぞれの掃除を、「毎日やること」「週に1回でいいこと」「月に1回でいいこと」に分けてみましょう。
例えば、次のように振り分けてみてください。
| 毎日 | 水回り、掃除機、トイレ、テーブル拭き |
| 週1 | 床拭き、洗面台、お風呂場、靴洗い |
| 月1 | 窓拭き、換気扇、車の掃除 |
こんな感じで、あなたのお家の汚れやすいポイントや、生活スタイルによってシャッフルしてみてください。
毎日少しずつ掃除しておけば、まとめて大掃除をする必要もなくなります。
無理のない範囲にとどめて、掃除にかかる手間や負担を減らしていきましょう。
これが身につくと、衣替えや年末の大掃除などがずっと楽になりますよ。
掃除を習慣化する

今度は、「いつ」掃除するかを決めてしまう方法です。
「時間があるときにやろう」と思っていると、つい後回しになってしまうこともあるでしょう。
そこで次のようにします。
| 曜日で分ける | 毎週火曜はお風呂場、木曜は洗面台 |
| 決まった日付で行う | 5のつく日、毎月10日 |
| 流れで行う | お風呂に入った後に軽くスポンジで洗う |
このように掃除するタイミングを決めておけば、「いつやろう」と考える必要がなくなります。
とりあえず、短い時間でできることから始めてみましょう。
掃除を予定のひとつとして組み込んでしまえば、やるかどうかをその都度考えずに済みます。
自分の中で掃除の最低ラインを決める
家の中をいつもピカピカにしておこうと思うと、掃除が負担になってしまいます。
そこで、自分の中で「ここだけは掃除する」という最低限のラインを決めておきましょう。
例えば、
お風呂やトイレは週に1回掃除する。
などです。
また、使用頻度に応じて、掃除する場所を決めるのもひとつです。
毎日使うテーブルやキッチンはこまめに、窓は汚れが気になったときに掃除するなど、メリハリをつけてみましょう。
自分なりの基準を持っておけば、掃除の負担が軽くなります。
掃除用具にお金をかける
掃除用具の使いやすさによって、掃除にかかる手間や時間は変わります。
例えば、汚れを落とすのに力が必要だったり、準備や後片付けに時間がかかったりすると、それだけで掃除へのハードルが上がってしまいます。
そこで、掃除用具に少しお金をかけてみるのもひとつです。
例えば、次のようなものがあります。
・使い捨ての掃除シート:雑巾を洗ったり、乾かしたりする手間を省く
・コードレス掃除機:コンセントの差し替えやコードの取り回しを気にせず使える
お金をかけると、「せっかく買ったのだから使おう」という気持ちにもなります。
ただし、高価な道具を買えば、必ずしも掃除が好きになるとは限りません。
また、購入したものの使わなくなれば、かえって無駄な出費になってしまいます。
自分が特に面倒だと感じる掃除を考えてみて、その負担を減らせる道具をひとつ選んでみましょう。